「実在しない動物」描画テストのすべて

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「実在しない動物」描画テストのすべて
2026年10月2日

このテストは、実施が簡単で取り組みやすく、豊富な情報を得られるため、ロシアの多くの有力な心理学者が活用しています。子どもにも大人にも使える汎用性が特徴です。主な目的は、自分では話せない、または話したくない内面を理解することです。

テストでわかること

この手法を使うと、専門家は次の点を把握できます。

  • 自尊感情の程度
  • 発達の程度
  • 攻撃的な行動や抑うつ状態への傾向
  • 社交性の程度
  • 創造性

心の状態をできるだけ正確に把握するには、このテストをほかの心理検査と組み合わせて使うことが大切です。

テストの実施方法

対象者にA4用紙、鉛筆、色鉛筆一式を渡します。所要時間の目安は3分です。

専門家は対象者に次のように説明します。

  1. 道や動物園、サーカスでは見られない「実在しない動物」を描いてください。
  2. 動物に必要な体の部分をすべて描くようにしてください。
  3. 必要であれば、消しゴムを使ってもかまいません。
  4. 描いた動物に名前を付けてください。

課題が終わったら、専門家は対象者に次の質問をします。

  1. その動物はどこに住んでいるか。(回答は専門家が記録する)
  2. その動物は何を食べるか。
  3. 自由な時間には何をしているか。
  4. 何をするのが嫌いか。
  5. 友達はいるか。
  6. 誰と暮らしているか。
  7. 敵はいるか。
  8. 何を最も怖がっているか。

これらの回答から、対象者の感情の状態に関する情報を得られます。自分が作った動物について話すとき、無意識のうちに自身の感情や経験をその動物に投影するためです。

描画の解釈

鉛筆の筆圧

  • 紙が破れそうなほど非常に強い筆圧は、攻撃性や対立しやすい傾向、過活動を示します。
  • やや強い筆圧は、感情的な緊張や衝動性、不安を示します。
  • 弱い筆圧は、消極性や抑うつ状態への傾向、衰弱状態を示すことがあります。

線の特徴

  • 破線は、不安傾向を示すことがあります。
  • 線を何度も重ねている場合は、ストレスや衝動性を示すことがあります。
  • 下描きのような線は、自分自身と不安をコントロールしたい気持ちを示します。
  • 意図した位置から外れる線は、衝動性や精神状態の不安定さを示すことがあります。
  • 途中で途切れた線は、衰弱状態や衝動性の表れである可能性があります。

絵の配置と大きさ

  • 大きな絵は、不安やストレスを示すことがあります。
  • 小さな絵は、抑うつ傾向や自尊感情の低さを示すことがあります。
  • 用紙の上部中央に描かれた絵は、高い目標を達成したい気持ちと高い自尊感情を示します。
  • 下寄りの絵は、自尊感情の低さを示すことがあります。
  • 右寄りの配置は、自分の行動や思考をコントロールする傾向を示します。
  • 左寄りの配置は、内気さや社会的な活動性の低さを示します。
  • 用紙からはみ出す絵は、強い不安傾向や衝動性を示すことがあります。
  • 隅に描かれた絵は、抑うつ状態を示すことがあります。

動物の名前

  • 「空飛ぶラクダ」「はうクマ」のような名前は、目指す目標を明確に理解していることを示す場合があります。
  • 「トゥロキピス」のようにラテン語風の語尾を使った名前は、知的発達の高さを示すことがあります。
  • 「ニャーカー」「コゼビャーカ」のような擬音的な名前は、軽率さや無頓着さを示すことがあります。
  • 「クレビャーカ」「シュミャーカ」のようなユーモラスな名前は、楽観的な気分を示します。
  • 「シジ・イジ」「クル・ムル」のように音節を繰り返す名前は、未成熟さを示すことがあります。

動物の絵そのものと、描き終えた後の回答をより正確に解釈するには、専門的な手引きを参照することをおすすめします。視線の向きや手足の位置、特定の部分の有無など、絵のあらゆる細部が重要です。こうした細かな特徴から、専門家は対象者の性格を多面的に検討できます。描画テストは専門家と対面で行いますが、オンラインで投影法を試すこともできます。「砂漠の立方体」心理テストに答えて、想像力から性格について何がわかるか確かめてみましょう。

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